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2016.12.07

茅葺き屋根と向かい合い感謝する

 

祖父から父へそして3年前親方として引き継がせていただいた茅葺の仕事。
当時夢であった高森町に作る茅葺き屋根の事務所が今やっと現実になった。
ありがたい、本当にありがたい。
じいちゃんばあちゃん父ちゃん母ちゃんに恩返しがしたかった。
教えて頂いたことを今の自分なりに少しはかたちにできたかなと思う。
まだまだ先代には及ばない。
今もこの茅葺きの仕事を初めたばかりの頃の気持ちのまま
登らせていただいているし、これから先も同じ気持ちのまま茅葺きと向かいあって生きていく。
この仕事をさせていただき本当に感謝している。
茅葺きって本当にいい。今もなお結で繋がれていると感じる。
古くなった屋根をめくる時、数十年前の葺き師の技術や想いを感じれるし技術を学ばせて
いただける。茅葺きの屋根が完成するまでには沢山の感謝が溢れている。
毎年命懸けで野焼きを行い草原を守り続けてくれている方、毎年雨にも風にも雪にも負けず力強く
生きてくるススキ。それを屋根の材料として刈っていただいている多くの方々。
それ以外にも材料になる竹や縄もそう。
そして日々勉強しながら常に美しく強い屋根を作るために悩み成長し全力で力を貸してくれている職人さん。
本当に感謝。すべてが感謝でつながっている。
自分のこれからの目標は次世代につなぐこと。
茅葺きの材料になるススキを刈っていただく方は主に農家の方達である。
現在約20名の方に刈っていただいているがこれから冬場の農家の方達の仕事としてもっと
広げて行きたいと考えている。一人でも多くの農家の方へ、収入のない冬場の仕事として
広げられれば助けることができるし私達も助けていただける。
茅葺きの良さを一人でも多くの方に知ってもらい子供たちに感じてもらいそしてまた次の世代へつなぐ。
その架け橋になるためにこれからも全力で携わっていく。
10年後までにこの阿蘇に茅葺きの里を作りたい。
小さくてもいい、ふるさとを感じれる町づくりをしたいと考えている。
自分に出来ることからやっていきたい。

2016.12.07

茅葺き屋根の事務所屋根ができました

 仕事の合間にコツコツと進行させている茅葺き屋根の事務所。
いよいよ茅葺きが完成しました。
毎日多くのお客さんが立ち寄りいろんな出会いをいただきました。

初代である祖父の笑顔がすごく嬉しいです。
これから自分達で床張りや左官職人の嫁の父の力を借りて
土壁に挑戦です。
ふるさとを感じれる家を作ります。
是非遊びにきてくださいませ。

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